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諏訪大社 下社 春宮 弊拝殿 左右片拝殿

平成28年11月21日

 

弊拝殿 左右片拝殿

 

 

諏訪大社下社春宮

 

弊拝殿・左右片拝殿

 

                  重要文化財    昭和五十八年十二月二十六日指定

 

 諏訪大社は建御名方神と八坂刀売神を祀り、上社は建御名方神(産神)を、

下社は八坂刀売神(女神)を主祭神としている。

下社の祭神は、二月から七月まで春宮に鎮座し、八月一日の御船舟祭で秋宮

に遷座し、翌二月一日に春宮に帰座される。

 下社の中心となる建築は、正面中央にある拝殿と門を兼ねたような形式

の弊拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある東西宝

殿からなる。東西の宝殿は茅葺・切妻造、平入の簡素で古風な形式をもち、

虎申の七年ごとの御柱大祭で新築する式年造替制度がとられている。右の

ような社殿形式は諏訪大社に特有のものであり、またその弊拝殿と左右片

拝殿に似た形式は、長野県内の諏訪神を祀るいくつかの神社でも用いられ

ている。

 現在の春宮の弊拝殿は安永八年(1779)に完成したと考えられる。大

工棟梁は、高島藩に仕えた大工棟梁伊藤儀左衛門の弟である柴宮(当時は村

田姓)長左衛門矩重(延享四年・1747〜寛政十二年・1800)であった。

 弊拝殿は、間口の柱間が一間、奥行が二間で、背後の壁面に扉口を設ける。

二階は四方が吹放ちで、屋根は切妻造・平入の檜皮葺で、正面は軒唐破風

をつける。

 左右の片拝殿は、梁行の柱間が一間・桁行が五間で、屋根は、片流れの

檜皮葺である。

 弊拝殿の建築様式の特徴は、各所につけられた建築彫刻の数の多さとその

躍動感にあふれた表現である。正面の腰羽目の波、虹梁の上の牡丹、唐獅子・

唐破風内部の飛竜・一階内部の小壁の牡丹・唐獅子・扉脇の竹・鶏で名作が

多く、建築彫刻の名手である柴宮長左衛門の腕前がよくうかがえる。

    

                     信濃國一之宮  諏 訪 大 社

                     下 諏 訪 町 教 育 委 員 会

 

at 03:40, blogokmy, 諏訪湖旅行

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